墓じまいとは
「これからの供養」を考えること
墓じまいとは?と聞くと、「お墓を片付けること」と想像する人がほとんどでしょう。
しかし、実際は、先祖供養をどのように続けていくかが一番のポイントです。
現在の墓じまいの傾向から、その費用や改葬の手続き、
そして散骨の方法などをお伝えします。
墓じまいとは、先祖供養の続け方を考えた際の選択肢のひとつです
昨今、「墓じまい」という言葉を聞く機会が多くなりました。
これまでの先祖代々の地で、先人の供養を続けてきたお墓というシステムが、
現在のライフスタイルと合わなくなってきたからです。
自宅から遠方にあるお墓は遺族が元気なうちは管理することができますが、
それができなくなったお墓は荒廃していきます。
それならば、多少費用が掛かっても「墓じまい」の手続きに着手して、
改装や散骨して、自宅近くのお墓に移し、
先祖供養を続けたいという方が増えているからです。
料金
125,000円(税別)〜
(地域最低価格保証)
~2㎡未満125,000円(税別)〜
2~3㎡未満158,000円(税別)〜
3~4㎡未満208,000円(税別)〜
4~5㎡未満248,000円(税別)〜
※墓地のサイズによって料金が変わります
墓じまいに必要な
①行政手続き代行(提出代行)
②お骨の取り出し
③墓石の解体・処分
④墓地を更地に戻す
⑤お骨の受け渡し
まで含まれています。
墓じまいの料金に含まれる撤去内容
石塔1基、外柵処分(高さ30㎝まで)、塔婆立て、基礎コンクリート処分、墓地内の土・玉砂利・敷石、遺骨の取り出し(2名まで)、墓地の整地(更地化)
※上記以外の作業については、別途費用が発生します。
墓じまいをする人は増加傾向にある
厚生労働省の調査によると、既存のお墓を墓じまいし、改葬する件数は、2016年度で9万7317件にも上り、近年は右肩上がりで推移しています。
このデータは、お墓を別の場所に引っ越す為に役所に申請された数で、お墓を片付け同じ霊園内の永代供養墓に遺骨を移したり、散骨したりする、「墓じまい」のみを行うケースも合わせると、その数はさらに多くなります。
2007-2016年度改葬数の推移グラフ
(厚生労働省-衛生行政報告例データより)