工事行程・耐震施工

 下記に当社の墓石工事を簡単に分かりやすくご説明しましたので、ご覧下さい。
また、ご質問等ございましたらこちらのお問い合せよりご連絡ください。

注)墓地、霊園での指定基準がある場合にはその限りではありません。
  軟弱地盤などでは杭打ち工事や砕石の下に割栗石を施工します。(※別途工事)



墓石工事』での各工事工程を下記の4つの工程に分けてご紹介致します。

1.基礎工事
2.外柵工事 
3.石塔工事 
4.仕上げ  



1.基礎工事

1-1
基礎工事 準備工



周辺環境に注意しながら、迷惑にならない様
事前準備をしっかりと行った後、工事着工。
1-2
基礎工事 掘削工



掘削深さにより機械掘り、手掘りを選択。
掘削の深さはコンクリート、砕石の厚みにより決定
 
1-3
基礎工事 砕石工



地盤改良工事。現場状況により
割栗石/100-0/40等より適切な骨材を使い分ける。
(写真は割栗石)※別途見積もり
1-4
基礎工事 転圧工


80kgランマーによる地固作業。
砕石厚10cmに下がるまで転圧をかけていく。
 
1-5
基礎工事 鉄筋工


異形φ13mm/φ10mm/
を使用。コンクリート仕上面より2/3の箇所にて鉄筋を固定結束。ダブル鉄筋

基礎工事 生コン打設


生コン車が墓地真横までこれる場合は直接降ろす。
遠距離の場合はポンプ車、一輪車等を使って運搬。
 

基礎工事 締固め


銑筋や砂利の下に集中している水や空気を追い出すためにバイブレータ使用。かけすぎには注意。
-8
基礎工事 生コン打設完了


木ゴテで水平をみながらならす。
表面の水気が落ち着いたら次の金ゴテ工程へ。
 

基礎工事 完成



頑丈な基礎の完成。
生コンは全てJIS規格工場の生コンを使用。
打設後3~7日程度養生し型枠を解体
 

※養生規定

一般時期
散水その他の方法で湿潤に保つ。
直射日光、急な乾燥・
寒気を防ぐ。
コンリート温度を2℃以上に保つ。
打込み後1日間は歩行・重量物載荷禁止。
初期凍害のおそれのあるときは初期養生を行う。



寒中

初期凍害がなく、所定材齢で強度が
得られるよう保温。

この期間は基本的には工事を避ける。


2.墓石工事(外柵施工)

2-1
外柵施工 根石、均石接着工


根石、均石は耐震工法の接着工にて施工
接着剤はシリコン系接着剤を使用
基礎と石材が一体化

2-2
外柵施工 アンカーボルト工


継ぎ手には石材のズレ防止の
アンカーボルトと
金具、エポキシ系接着剤(二液)にて石同士を
ガッチリと固定

 
2-3
外柵施工 アイバ工



更にアイバをシリコン系接着剤と
併用し固定 石材同士を一体化
強固なものに。
2-4
外柵施工 羽目石接着工


羽目石は免震工法にて施工
免震ゴムにて調整、弾性シリコンにて
接着することにより柔軟性を持たす。
 
2-5
外柵施工 カロート、受石工


カロート(納骨堂)、受石を施工
受石は墓石、敷石、墓誌、灯篭等を
支える重要な土台石
 
 


3.墓石工事(石塔施工)

3
石塔施工 接着工


水平器で水平をとりながら慎重に施工
免震ゴムにて調整、弾性シリコン接着剤により柔軟性を持たす。

 

 

 

4.墓石工事(仕上げ)

4-1
最終工 本体耐震工


耐震棒を本体中央より貫通させ本体を一体化。
地震などによる倒壊を防ぐ

4-2
仕上げ工 掃除および点検


完成。最後に丁寧に掃除を行い点検作業。



 

 

施工はすべて当社 職人による一貫自社工事です。

  • 設計・施工図をもとに、墓石の施工工事を行います。
    字彫・彫刻作業は自社工場にてすべて熟練した職人が手作業で行っており、
    お客様のお墓を一点ものへ仕上げていきます     

     お墓は何代にも続くものですので、丁寧な彫刻を心がけております

    細やかな部分も正確に間違わないように製作を行います。

      
    また中国の提携工場への発注制作・製品加工も行っております。
    中国工場との連携によりオーダーメイドながら素早い納期と
    価格を抑えた製品の制作が可能です。 

      

入念なお墓の品質チェック

耐震実験

当社のお墓は、新耐震工法により震度7の地震にも充分堪えることが証明されています。